ふれあいコンサート


今日はヒゲ王子が会社で買わされてきたチャリティーコンサートの日。ゲストに上田正樹がよばれているらしい。まぁ、つきあいで・・・みたいな形で見に行ったのだが、これがまた結構よくて!!
第一部は障害を持つ人たちによる仕事の発表と歌の披露。普段、障害者の人たちとの交流なんて全くない生活を送っているわけで、特に関心もなかったあたしだけど、パンフレットに書かれていたことにものすごくショックを受けてしまった。


〜今年の4月から施行の「障害者自立支援法」という法律をご存知ですか?この法律、名前だけ聞くと「障害者の人たちの自立を支援するすばらしい制度」のように聞こえますが、実は障害を持つ人たちにとっては、自立どころか毎日の暮らしさえ脅かしかねないものとなっているのです。その一つが、定率負担の導入です。障害者の人たちは働く場も少なく、わずかな障害基礎年金が唯一の収入という人が少なくありません。にも関わらず、受けた支援の量に応じて一律に1割の負担が発生します。特に重度の障害の人ほど受ける支援の量は多くなります。食べることから排泄まで、生活のあらゆる場面で支援が必要になりそれぞれに負担が発生するのです。国は上限額や、減免措置があると言っていますが・・・。それでも、負担増を苦に施設の利用を抑制したり、ホームヘルプ等の利用を減らしたりと、普通に生きることさえ困難な状況になりつつあります。〜


これを読んで涙が出てしまった。同情なのかもしれないけど、やっぱりかわいそうだなぁと思ってしまうのが本音・・・それでもステージの上では障害を持つたくさんの人たちが立って笑って歌っている。すごいなぁ〜って思った。何も出来なかったけれど、作業所で働く仲間が作った絵葉書を購入した。

第二部は上田正樹のライブ。ジャズとかブルースってまだよく分からないけれど、カッコイイライブだった。終演後、ロビーで普通にサイン会をしている気さくな姿がとても好印象だった。

芸術&音楽の秋が始まったなぁ。

※写真は作業所の仲間が書いた絵。びっくりするような色使いにハラハラしてしまった!!