〜This is Hybrid Innocent〜

初めてＺｅｐｐ福岡に行ってきた。今日はピロウズとミスチルのライブがあったのだ。
ミスチルが絡んでいるため、かなりのプラチナチケットになったことは事実。だって、チケットに名前が入っていて、入場するときには身分証の提示が必要で本人確認までされる始末。これ、転売したらすごい金額になりそうだもんな。５万人とか入る大箱でやるバンドがたった２千ほどの小箱で見れるわけだから、こりゃなんとしてでも行きたかっただろう、チルファンよ。それでもバスターズ（ピロウズファン）にとったら、Ｚｅｐｐはでかいのよ。とほほ。
始まってみれば盛り上がるけれど、それでも微動だにしていない人々が目立つ。あたしは上の指定からゆうゆう見ていたからよくわかった。ちょっと寂しかったよ・・・けれど、ピロ版「つよがり」はトリハダものだったなぁ。どの曲よりもあたしにはぐっときた。でもでも・・・チルファン全部かっさらうくらいの勢いがあると思っていたんだけどな。

ミスチルはとってもミスチルだった。いつの間にかあたしの身長を追い越していて、声変わりまでしちゃってる従兄弟に逢ったような気分。ちょっと逢わないうちにずいぶん大人になって・・・って細い目を遠くに向けてしまう感じ。初めて見たライブは１４年前だもんな。そりゃでかくもなるし、声だって変わる。おぎゃーって出てきた子も思春期だもの。あ〜なんかすごいな、ミスチル。皮肉にも昔はピロウズの前座だったっていうんだから。

とにかくあたしを複雑な気持ちにさせるライブだった。いや、たぶん同じように複雑に感じた人っているだろうな。

１９時に始まって、終わったのは２１時５０分。外で待ってたヒゲ王子にすんごいイヤな顔された。文句を言うならミスチルにいいな！って悪態ついたあたし。ごめん。だって複雑だったんだもん・・・