それボク

レイトショーで見てきた。コメディだと思っていたのに、ずいぶんショッキングな内容だった。色々なシーンが全てなまなましくて、加瀬亮の演技が演技と思えず、今も留置所にいるんじゃないかって勘違いするほどだった。
あの映画のように、何もしていない人が「無罪」というものを口にすること自体、おかしな話だと思う。だってあたしたちの生活には「無罪」なんて言葉は不要だから。それなのに、無罪を勝ち取るために裁判なんてものをしないといけなくて、それでも無罪を得られなかったり・・・結局人を裁くのは人であって、真実は本人しか分からなくて、納得できないまま実刑を受けるはめになったり・・・実際、そういうことがあるわけで、本当に裁判はコワイと思った。法を知らない自分は、自分のことも守れないわけ。
見終わってからすぐにヒゲに「電車乗るときは、手はバンザイだよ!」と忠告した。[rakuten:book:11992937:detail]