若冲展
大宰府の九州国立博物館に「若冲と江戸絵画展」に行って来た。ま、メインは伊藤若冲なんだけど、今までに目にしたことのない鮮やかなカラーの絵がたくさんあった。あの有名な動物たちのモザイク画の本物を眺めてため息が出た。どうして教科書に載ってないんだろう。あんな迫力のある絵を描いた人なのに、つい最近まで脚光をあびることがなかったことがどうしても信じられない。あたしが思うには多分、江戸時代には誰の目にもとまらなかったんじゃないかって・・・いや、誰も見て見ぬフリしていたんじゃないか??って。だっておかしいもん、あの色使い。現代はナンデモアリだけど、江戸時代ではタブーとされていたんじゃないかって。
とにかくすごかった。もう東京では終わってしまった展示会だけど、機会があったらみんなにも見て欲しいと思う。
もっと知りたい伊藤若冲―生涯と作品 (ABCアート・ビギナーズ・コレクション)
- 作者: 佐藤康宏
- 出版社/メーカー: 東京美術
- 発売日: 2006/02
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