〜三日目8/17〜

mana-san2006-08-17

今日は挙式の日。
早起きして着替えて、コーヒーを飲んだ。
ゆったりした気分で準備をしたかったから。
ヘアメイクの担当が母と同じ名前だったことに二人で喜んだ。
なんか運命を感じちゃうもの。あたしの準備が始まってから、ヒゲ王子も準備をしにワタベへ。
談笑している間に変身終了。
ヒゲ王子が赤いバラを一本持って帰ってきた。
記念撮影をしてからホテル正面のリムジンへ。
ハワイの人たちにとってみたらこんな光景は日常に過ぎないみたい。
白い二人は全く目立たなかった。

セントラルユニオン教会についてみるとすでにカメラマンと
牧師様が待っていてリムジンから降りるとすぐに牧師様の部屋へ。
そこで二人の生い立ちから今までの付き合いについてお話をした。
牧師様はもちろん日本語が上手で、またあたしの父の実家の近くで
暮らしていたことがあったそうで話がはずんだ。
取調べのように聞かれた内容は、
「どうして結婚したいの?」
「どうしてこの人なの?」
二人で交互にゆっくり心の中のことを伝えるわけ。
神聖な場所で嘘はつけないから。
誰もが素直に答えちゃうのだ。
入場から一通りの予行練習の後、すぐに本番が始まり、
気がつくと終わっていた。
けれど誓いの言葉を牧師様に続いて言うときにはカン極まって鼻声になってしまった。
それと白バラのブーケがとても重くて落とすんじゃないかってヒヤヒヤだった。
挙式終了後は庭に出て写真&DVD撮影。
強い日差しを浴びながら、鼻の下に汗をかきながらの撮影で、
アルバムが出来上がることに不安を抱いてしまった!
再びリムジンでホテルに戻ると、今度は色々な人に
「コングラチュレーション!」って声をかけてもらって、
恥ずかしながらも嬉しくて「サンキュ!」と言いつづけた。
部屋に入って二人きりになると緊張もとけて、
やっといつもの笑顔に戻れた。
名残惜しくもドレスとタキシードを着替えて、
ナバテック号という船に乗ってサンセットクルーズへ。
こちらは日本人が少なくて、アメリカ人が多い。
だけどアメリカ人って知らない人同士でもすぐに意気投合してしゃべってる。
なんだかカヤの外って感じで少し寂しくなった。
でもそれって英語をしゃべれない自分が悔しいから。
あんなに勉強したのに、結局は勉強しただけなんだもの。
あ〜あ。
それはヒゲ王子も同じように思っていたようで、
翌日、アメリカの子供用のドリルを買って一生懸命勉強を始めていた。
脱線したけれど、ディナーには丸ごと一匹でっかいロブスターがついてて、
エビ嫌いのあたしにはオエーって感じだったが、ここはハワイ。
何事も挑戦!と思い一口二口食べて見た。
食べられたけれど、何も思わない。
だからヒゲ王子にくれた。
デザートのチョコレートケーキがおいしかった♪
あと沈む夕日がきれいだった♪